以前このnoteを綴っていたときは、楽天イーグルスに関して結構書いていたように思います。2010年は丸々一年サボっていたので、今更書くこともないのですが、ノムさん勇退(?)後、ブラウン前監督に内定が出たときから「あ〜、今年はダメだな・・・」と思ったものです。ブラウンさんは、楽天に来る前年まで広島カープの指揮を執っていた。就任初年はコーチ陣等の要職にアメリカから自分の側近を何人か招聘し、いわゆるメジャー流を通した。が、その年の広島はbクラスから脱却することは出来ず、翌年アメリカからのコーチ陣を解任して、日本人コーチを招いた。それでも振るわず、契約切れということになるのだが・・・。ブラウンさんといえば、審判に対する抗議の際のパフォーマンスだ。ホームベースに砂をかけたり、1塁ベースを放り投げたりするアレだ。楽天に来て変わらなかったことはパフォーマンスぐらいだろうか?(笑) 1年で結果を求められるのも酷といえば酷なのだが、前年の2位(csの2次ステージで惜しくも敗退)から最下位では責任を取られても仕方ないな。楽天は創設1年目の監督に田尾氏を招いたが、史上稀に見る退廃の末、最下位。ペナント最終戦を迎える前にフロントが早くも更迭を決定。当時、オリックスと近鉄の合併による球団の誕生でパ・リーグが5球団になるのではないかと騒がれていた頃に、ホリエモンこと堀江氏がやってきて新球団創設を訴えた。その後、後出しのように楽天の三木谷氏が参入し、その結果楽天に決まった。合併による新球団がオリックスと近鉄の選手をプロテクトし、楽天球団はプロテクトから漏れた選手およびプロテクトを拒否した選手、そして他球団から戦力外になった選手でスタートすることになったわけだから、初年度で結果は求めてはいないだろうけれど、いきなり解任はないと思ったものだ。そういえば、当初アメリカからgmを雇っていたな。いつの間にか消えたけど・・・。(爆) 契約途中で解任された田尾氏は、楽天から退団するにあたり最初色々と制限(退団後、球団批判をするななど)をくらったようだが(後になって、球団側が撤回)、恐らく二度と楽天には戻ってこないだろうね。 そして去年、新監督の発表があった。闘将星野である。選手時代から中日一筋、監督も経験し、請われるように阪神の監督になった。昨年で引退した阪神の矢野捕手は阪神にトレードされる前は中日の選手で、当時の監督は星野氏だった。「自チームの監督としても怖かったですが、敵になったらもっと怖かったですね」とあるtv番組で語っていたが、星野氏が阪神の監督になったため再び同じチームに。その時の阪神もノムさん→星野氏と監督が変わったはずだが、楽天もワンクッションおいているが似ているなぁ。
ともあれ、元メジャーの日本人選手(松井と岩村)2人の補強とポスティングが流れたことにより、岩隈が残留することになったので、戦力的には昨年よりもかなりいいはず。投手陣も、以前ダメダメだった青山と永井がそれなり(?)に成長した。昨年のドラフトで大石を引き当てていれば、さらに厚みが加わったことだろう。とにかく、一昨年からの戦力からプラスαで来ているはずだから、今年はともかく来年には結果を期待してもいいのではないだろうか。元メジャーリーガーに目が行きがちだが、生え抜きにも鉄平やら草野やら実力のありそうな選手はいる。そういった選手と、元メジャー+山崎が融合していくと、おもしろい打線になるだろう。昨年怪我のために途中離脱したマー君や、今年は残留が決まった(恐らく今シーズンオフにfaでメジャー行き)岩隈の2枚看板と永井、青山が1年怪我なく回り、かつそれ以外に先発ローテに加わり10勝以上○を稼げる投手が出現すれば、面白いことに。それは誰かは分からない。井坂かもしれないし、昨年八戸工大からきたドラ1君かもしれないし、オリンピック予選にプロ以外で初めて召集され、その後楽天にドラフトされた長谷部かもしれない。伏兵の美馬かもしれないし、昨年ジャイアンツからトレードされてきた栂野かもしれない。とにかく、ローテである程度勝ちが期待できるピッチャーが出てくることが望ましい。 まぁ、楽天談義はこれからもしていくと思いますw
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